つばさブログ

塊根植物・多肉植物の実生記録・育成記録ブログです。

【保存版】今年はこれでいきます。アガベ・パキポディウムの用土作り【オリジナル用土】

こんにちは。つばさです。

自分の中で土の配合が固まってきたので、今年使う用土を作っていきます。

使用する土

f:id:WinwinHigK:20230513145801j:image

赤玉土

ベースとなる基本用土です。

通気性、保水性、保肥性があります。

崩れるとボロボロの赤土になってしまうので焼成・硬質のものを使うと良いです。

二本線は崩れやすいので、三本線の硬質赤玉土を使います。

日向土

こちらもベースとなる基本用土です。

鹿沼土より硬く、軽石より軟らかいという特徴をもつ九州産の上質な軽石です。

軽石ですが水に沈むのも特徴の一つです。

(土の一粒一粒に水が通る微細な穴が空いているため。)

水はけがとても良いので、日向土の割合を増やすほど用土の水はけを良くすることができます。

ひゅうが土 18L【小粒】

ひゅうが土 18L【小粒】

  • プランティーションイワモト
Amazon

竹炭

透水性、保肥性、通気性を高める性質がある土壌改良材です。

アルカリ性なので、酸性の土壌のpHを整える役割もあります。

竹炭は孔が木炭の3倍あるので通気性がよいのも特徴です。

くん炭を使ったことがあるのですが、粒が細かすぎて水やりをすると流れ出てしまうため、今回は竹炭チップを使います。

竹炭 1L 国産猛宗竹炭 2号 小粒

ゼオライト

水を浄化する役割や通気性、保肥性を高める性質があります。

根腐れ防止にもなります。

マグァンプK

こちらは説明不要ですかね。

肥料といえばマグァンプKですね。

今回は粒の大きさを合わせるために大粒を入れてみます。

配合割合

こちらの割合で混ぜていきます。

赤玉土4L

日向土4L

竹炭1L

ゼオライト1L

マグァンプK30〜50gくらい

パキポディウムの場合はもう少し保水性を高めたいので、赤玉土を追加して使う予定です。

下準備

赤玉土

まずは赤玉土をふるいにかけて微塵を抜いていきます。

f:id:WinwinHigK:20230225133253j:image

f:id:WinwinHigK:20230225133309j:image

4Lで微塵はこれだけでした。

さすが三本線、微塵が少ないです。

日向土

日向土の微塵はふるいでは落としきれないので水でしっかり洗っていきます。

f:id:WinwinHigK:20230225133723j:image

お米を研ぐイメージで洗います。

f:id:WinwinHigK:20230225133735j:image

少し水を流しただけで泥水が流れ出てきます。

日向土は細かい穴が空いていて、その中に微塵が詰まっているようです。

しっかり洗って水と空気が通るようにします。

f:id:WinwinHigK:20230225133845j:image

かなり綺麗になりました。

サーキュレーターで風を当てて乾かしてから使います。

竹炭

竹炭チップは微塵がなく、綺麗な状態なのでそのまま使います。

ゼオライト

ゼオライトは日向土と同じように水で洗ってから使います。

f:id:WinwinHigK:20230513145929j:image

水が濁らなくなるまで洗いました。

f:id:WinwinHigK:20230513150219j:image

サーキュレーターで風を当てて乾かします。

f:id:WinwinHigK:20230513150246j:image

配合

準備ができたので、配合していきます。

赤玉土4、日向土4、竹炭1、ゼオライト1の割合で混ぜていきます。マグァンプKは用土を混ぜた後に入れます。

f:id:WinwinHigK:20230513152009j:image

ムラがなくなるようにしっかり混ぜます。

f:id:WinwinHigK:20230513160844j:image

混ぜ終わって用土が完成しました。

自分で作った用土なので愛着が湧きますね。

我ながら良い用土ができたと思います。

f:id:WinwinHigK:20230513160858j:image

この用土を使ってアガベを植え替えていく予定です。

参考になれば嬉しいです。

にほんブログ村 花・園を芸ブログへ
にほんブログ村