こんにちは。つばさです。
自分で土を配合してオリジナル用土を作ってみることにしました。
今回はアガベやパキポディウムに使う用土を作ります。(主にアガベに使う予定です。)
使用する土
赤玉土
ベースとなる基本用土です。
通気性、保水性、保肥性があります。
崩れると赤土になってしまうので硬質なものを使うと良いです。
今回は三本線の硬質赤玉土を使います。
日向土
こちらもベースとなる基本用土です。
鹿沼土より硬く、軽石より軟らかいという特徴をもつ九州産の上質な軽石です。
軽石ですが水に沈むのも特徴の一つです。
(土の一粒一粒に水が通る微細な穴が空いているため。)
水はけがとても良いので、日向土の割合を増やすほど用土の水はけを良くすることができます。
竹炭
透水性、保肥性、通気性を高める性質がある土壌改良材です。
アルカリ性なので、酸性の土壌のpHを整える役割もあります。
竹炭は孔が木炭の3倍あるので通気性がよいのも特徴です。
くん炭を使ったことがあるのですが、粒が細かすぎて水やりをすると流れ出てしまうため、今回は竹炭チップを使うことにしました。
ゼオライト
水を浄化する役割や通気性、保肥性を高める性質があります。
根腐れ防止にもなります。
パーライト
排水性、通気性に優れている土壌改良材です。
根に酸素を供給してくれます。
マグァンプK
こちらは説明不要ですかね。
肥料といえばマグァンプKですね。
今回は粒の大きさを合わせるために大粒を入れてみます。
配合割合
こちらの割合で混ぜていきます。
赤玉土4L
日向土4L
竹炭1L
ゼオライト0.5L
パーライト0.5L
マグァンプK30〜50gくらい
パキポディウムの場合はもう少し保水性を高めたいので、日向土を減らして赤玉土か鹿沼土を増やすと良さそうです。
下準備
赤玉土
まずは赤玉土をふるいにかけて微塵を抜いていきます。
4Lで微塵はこれだけでした。
さすが三本線、微塵が少ないです。
日向土
日向土の微塵はふるいでは落としきれないので水でしっかり洗っていきます。
お米を研ぐイメージで洗います。
少し水を流しただけで泥水が流れ出てきます。
日向土は細かい穴が空いていて、その中に微塵が詰まっているようです。
しっかり洗って水と空気が通るようにします。
かなり綺麗になりました。
左が洗う前、右が洗った後です。
サーキュレーターで乾かしてから使います。
竹炭、ゼオライト、パーライト
竹炭、ゼオライト、パーライトもふるいにかけていきます。
パーライトは細かい微塵が多かったです。
竹炭は狙い通りほとんど微塵がなく、ふるいにかけてもあまり落ちませんでした。
配合
準備ができたので、配合していきます。
赤玉土4、日向土4、竹炭1、ゼオライト0.5、パーライト0.5の割合で混ぜていきます。マグァンプKは用土を混ぜた後に入れます。
ムラがなくなるようにしっかり混ぜます。
混ぜ終わって用土が完成しました。
使いやすいようにタッパーに移しておきます。
自分で作った用土なので愛着が湧きますね。
我ながら良い用土ができたと思います。
これを使ってアガベを植え替えていく予定です。
参考になれば嬉しいです。
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