つばさブログ

塊根植物・多肉植物の実生記録・育成記録ブログです。

【保存版】パキポディウム・アガベの種まき方法・実生方法まとめ【グラキリス、ウィンゾリー、オテロイ他】

こんにちは。つばさです。

普段私がやっているパキポディウムやアガベの種まきの方法をまとめたいと思います。

はじめての人でも分かるように詳しく書いていきますので、是非参考にして実生にチャレンジしてみてください。

実生は楽しいですよ!!

パキポディウムの中でも、私はグラキリスとウィンゾリーが多めですが、他のパキポディウムも基本的に同じやり方で問題ないと思います。

種の入手

私が普段種を購入しているサイトを紹介します。

seed stock

seed stockが最も有名ですかね。

いろんな種が揃っていていつもお世話になっています。

人気の種はすぐに売り切れてしまうので、入荷通知を見逃さないようにしましょう。

会員登録がまだの方は先に登録しておくことをおすすめします。

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プラントブラザーズ

新鮮な種子が多い印象です。

ドルステニア・ギガスやパキポディウム・エニグマチカムはこちらで購入しました。

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プラントブラザーズ – 珍しい種子や多肉・塊根植物をコレクトする

プラントブラザーズの種はAmazonでも買えます。

あるびの精肉店

珍しい種子も取り扱っています。

アガベ・オテロイはこちらで購入しました。

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あるびの精肉店〜多肉植物・森林サボテン・種子通販

メルカリ、ヤフオク

鮮度の悪い輸入種子もあるので注意が必要です。

信頼できる方から購入しましょう。

色んな方から購入経験があり、失敗も成功もしているのでDMなどで聞いていただければお答えします。

種まきの準備

種が用意できたら種まきの準備をします。

種まき前日に行います。

漬け込み

メネデールとベンレートの希釈水を用意して、種を一晩漬け込みます。

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メネデールは発芽促進、ベンレートはカビ防止のために使用します。

プラスチックの小さいカップを使って種を漬けていきます。

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一度に色んな種類の種を蒔くときは、どれがどの種か分からなくならないように注意しましょう。
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先にネームタグを作っておくと便利です。

種を入れたらラップで蓋をしておきます。
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この状態で12時間くらい漬け込みます。

余った希釈水は後で霧吹きや腰水にも使うので捨てないでとっておきます。

前日の作業は以上です。

種まき

鉢と用土の準備

種を蒔く鉢を用意します。

私はいつもプレステラ90を使っています。

用土は多肉植物用のこちらの土を使っています。

表土にはこちらの赤玉土を使っています。

表土は無菌の赤玉土やバーミキュライトを使う方が多いですが、私は赤玉土を使っています。

表土だけ赤玉土にする理由はなるべく無菌状態にしてカビを極力防止するためです。

また、赤玉土にすると見た目もよくなります。

用土は熱湯をかけて殺菌、微塵抜きをしておきます。

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種まき

用土の熱が冷めたら種を蒔いていきます。

殺菌したピンセットを使います。

1鉢に5粒〜10粒くらい蒔きます。

パキポディウムの種は好光性の種子なので土の上に乗せるだけで大丈夫です。

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蓋をして保湿&腰水管理

種が蒔けたら蓋のできる入れ物に入れるか、ラップで蓋をします。

今回はこちらの育苗トレーを使ってみました。

こんな感じでセットしました。

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水が切れないように腰水管理します。

腰水にはメネデールとベンレートの希釈水を使います。

蓋をしたら種まき完了です。

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植物用LEDを当てて発芽を待ちます。

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蓋のできる入れ物がない場合は、こちらのセリアのキッチントレーが便利です。

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プレステラ90がちょうど6個入ります。

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1個の場合はXSサイズがちょうどいいです。

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このトレーを使うときはラップで蓋をします。

ヒートマットで加温

ウィンゾリーやパキプスといった発芽温度が高い種子の場合はヒートマットを使って加温します。

種まき後

毎日霧吹き

種まき後は毎日霧吹きして、常に湿った状態にしてあげます。

霧吹きの水はメネデールとベンレートの希釈水を使います。

腰水はこまめに交換

腰水も清潔に保つために2,3日で交換します。

カビたらすぐに取り除く

パキポディウムの種はカビやすいので、徹底的に対策してもカビは発生してしまいます。

カビた種を発見したら広がらないようにすぐに取り除きましょう。

カビはこんな感じの白い糸状のものです。

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一度カビてしまったら発芽は期待できないので、カビが広がる前に処分しましょう。

蓋を外すタイミング

だいたい蒔いた種の半分くらい発芽したら蓋は外しています。

あまり長く蓋をしていると徒長してしまいます。

発芽祈願

あとは発芽を祈るのみです。

毎日発芽祈願しましょう🙏

腰水をやめるタイミング

腰水をやめるタイミングは人それぞれですが、私の場合は本葉が生え揃って株が安定してきたら腰水を卒業させています。

しっかり根っこが張っていれば大丈夫だと思います。

使用するものまとめ

最後に種まきに使用するものをまとめて紹介します。

・種

・鉢(プレステラ90)

・ベンレート

・メネデール

・用土(多肉植物用の土、赤玉土)

・ピンセット

・蓋ができる入れ物

・ヒートマット

さいごに

種まきの参考になりましたら嬉しいです。

良い実生ライフをお楽しみください。

続編

続きの発芽編はこちらです。

plantscaudex.hatenablog.com

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